文・写真 / 船橋小夜子
ただ動く。
機械のごとく。
『確認します』
端的に伝える。
これが生きることか。
これが、金を生むことか。
だんだんと感覚がなくなる。
喜び、感動、痛み、悲しみ、疲れ
自分を守る。
それは機械。
吸いたくもないタバコを吸う。
それは機械だから。
着たくもない服を着て、節約のためだけに飯をつくる。
機械のために
船橋小夜子 Sayoko Funabashi
1984 青森県八戸市生まれ
2009 桑沢デザイン研究所 卒業
モバイルサイトデザインを経て呉服店勤務
misacaramel.g1@kanto.me
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