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文 / 中尾美穂
クリスマスになると連想するものの一つにタジン鍋があり
ニュースを見るたびに
原発におしゃれなタジン鍋みたいなものを
被せたいという欲求に駆られていて
いつかそれがタジン鍋型遺跡として発掘され
歴史博物館ができるかもしれないので
鍋のデザインを気鋭の若いアーティストたちが考え
街ぐるみで出店したりするフェスティバルを開いては騒ぎ
未来の人に発掘させてみたい
中尾美穂 長野市生まれ 池田満寿夫美術館学芸員
池田満寿夫美術館
〒381-1231長野市松代町殿町城跡10 tel.026-278-1722 fax.026-285-0344
http://www.ikedamasuo-museum.jp/
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