文 / 安達浩平
雑貨小売業を始めて、一年が過ぎ、
昨年は実店舗、ケータリングを始めたことで、
たくさんの人に出会い、人に支えられて生きていると、
実感する日々だった。
そんな中、いつも考えることはこれからの店づくり。
バブルのような経済に戻ることはない現在でも、
少しずつでも発展していかなくてはならないのが商売。
一年、 一年をどのように乗り越えていこうか。
そんなことを考えながら、門前の町を散歩していると、
町の人が建物について、昔は間口の大きさで税金が決まるため
鰻の寝床のような造りにしたということを教えてくれた。
間口は狭いけど【奥行】のある店づくり、
店舗を増やすのとは対照的に狭い店内でも
その場に限らない商品をもつこと。
よくみると、ほとんどの門前の商店が店頭のビジネスだけではない、
【奥行】を持っていることに気付いた。
そして、今年から支えてくれている方々に感謝して、少しずつでも
小さな店なりの小さな社会貢献を始めていきたいと思う。
安達浩平 Kohei Adachi
1979年山形県村山市生まれ 長野県長野市在住 自営業
平成19年 妻の実家がある長野市に移住
長野市の企業 勝山グループにて約5年間、いろんなことを学ぶ
平成23年 暮らしをたのしくする雑貨セレクトショップ Roger/ロジェ 雑貨小売事業開始
平成24年 4月、善光寺門前店オープン、新事業フードビジネスにおけるアクティブコンサルタント開始
男の子2人の父、日々、子どもたちに世話を焼かれている。
Kohey0806@nifty.com
ロジェ www.zakka-roger.biz
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